旅人、新世界をつくる

旅をしながら新世界をつくっている人の日常

僕が特に子孫に残したいのは『子どもが安全に学べる世界』

全てにやさしい世界

全てがやさしい世界

 

僕の想い描く新世界は、概念的にはそのような表現なのだけど、そうした世界を創るうえで特に僕が意識を置いているのが、

子どもが安全に学べる世界

 

子どもの学ぶ権利と機会が守られた世界を創ることに意識を置いている。

 

世界を見まわすと、

家計を助ける学校に行けず労働をしている子どもがいて、

戦争や紛争で学校に行けない子どもたちがいて、

ペンの代わりに銃を持たされている子どもたちがいて、

毎日、数時間かけて生活用水を汲みに行き、学校に行く時間がない子どもたちがいて、

病気によって、学校に行けない子どもたちがいて、

暴力、ハラスメントの被害によって学校に行けない子どもたちがいて、

人種や民族の差別を受け、学校に行けない子どもたちがいて。

 

日本だけを見ても、いじめやハラスメントで学校に行けなかったり、鬱になったり、家計が苦しくて十分な教育が受けられなかったり。

 

このように学びたくても学べない、進学したくても進学できない子どもたちが世界中にいて、ユニセフの2017年の発表では、学齢期の子ども1億2300万人が学校に通えていないらしい。

2017年の日本人口 1億2770万人と見比べると、学校に通えていない子どもの数がどれだけ多いのかということがよく分かる。

 

未来の希望でもある子どもたちがそうした状況にあるというのは、世界にとって大いなる損失であるし、学習というものにそうした格差があるという世界を子孫に残したくない。

そのように僕は感じてる。

 

で、どうしたら子どもが安全に学べる世界が創れるのかって考えたら、

・働く子どもゼロ

・食べれない子どもゼロ

・自殺する子どもゼロ

・武器を持つ子どもゼロ

・子どもへのハラスメントゼロ

・子どもへの健康被害ゼロ

は少なくともクリアしていかなければいけない。

 

そして、そのスタートは、子どもではなく大人の意識を変えることなんだよなぁ。

戦争を引き起こしてるのも、ヒエラルキー作って正当化しているのも、ハラスメントの見本を示しているのも、大人がやっていること。

システムだけ変えても意識が変わっていなければ何の意味もないからね。

まずは大人の意識を変えていくこと。

特に自分自身の意識を変えるところからスタートさせる必要があるな。

 

まぁ、なかなかハードだなぁ。

でも、子どもが安全に学べる世界を創っていくと、自然とそこは『やさしい世界』になっているんじゃないかって思うし、そんな世界に住みたいし、そんな世界を僕の子どもや子孫に残したい。

 

そんなことを考えながら、新世界つくってます。