旅人、新世界をつくる

旅をしながら新世界をつくっている人の日常

新世界図書館をオープンすることにした

これまで新世界図書館についてあれこれと考えていたんだけど、考えてばかりでも埒があかないので、自宅の一室を新世界図書館としてオープンすることにしたよ。

とりあえず、やっちまってから今後の方針とかいろいろ考えていこうかと。

 

現時点で決まっていることはいくつかあるのだけど、その一つは、新世界図書館が『創る』に主軸を置いているということ。

従来の図書館は『知る』、つまりインプットを主軸にしているのだけど、新世界図書館は『創る』、インプット、アウトプット、フィードバックに主軸を置いている。

何か情報を得たい、知識を仕入れたい という目的であれば、従来の図書館に行けばいいし、『知る』の先にある実践や改善といったことも視野に入れるのであれば、新世界図書館を利用すればいい。

目的によって選択肢があるのだけどあるといいかなって。

 

もう一つ決まっていることは、分離感の除去。

従来の図書館って、何か調べ物をするときは基本的にひとり。

例えば起業したいって思ったときには、1人で図書館に行き、1人で資料を探し、1人で情報を得て、1人で実践する。

図書館は、基本的に独学の場所なんだなって僕は感じるんだよね。

なんでも1人でやりたいって人はそれでもいいけど、誰かと協力して創り上げる場所があっても良いと思うのよ。

だってさ、みんなで悩みを解決したほうが圧倒的に早く終わるじゃん。

みんなで創った方が圧倒的に早く出来上がるじゃん。

だからさ、新世界図書館では、来館者1人が創りたいものをみんなで創っていける場にしたいんだよね。

そこには、『わたし』『あなた』っていう分離感ではなくて、『われわれ』という意識が生まれるようにしたいのよ。

わたしの夢、あなたの夢 ではなくて、われわれの夢。

つまり、あなたの夢がわたしの夢になるってことで、関わった人の分だけ夢が増えるってことでもあるんだよね。

 

新世界図書館はさ、来館者1人の夢をみんなで協力して叶える場にしたいのよ。

持っているリソースを互いに提供しあう。

しかも、誰かをサポートすることで自分へのサポートも受けられる。

誰かの成長が自分の成長になり、誰かの喜びが自分の喜びになる。

誰かの夢を叶えることが自分の夢を叶えることになる。

そんな分離感のない場が僕のイメージする新世界図書館。

 

僕に図書館を創るインスピレーションを与えてくれたバンクーバーの図書館。

特にそのなかでも衝撃的だったのが、2階にある『インスピレーションラボ』。

そこがまさに『創る』図書館なんだよね。

図書館なのに、凄い騒がしい。

打合せブースだけでなく、録音、録画スタジオもある。

1人ではなく仲間たちと利用できる図書館なんだよね。
blog.kurosakihideomi.com

 そこでも分離感が取り除かれているというのは感じたのだけど、新世界図書館はもっともっと分離感を除去していきたい。

あ~、考えること沢山だな。

でも、この問題解決自体も新世界図書館の来館者たちと解決していきたい。

新世界図書館そのものを一緒に創っていきたいと思うんだ。

 

ということで、まずは新世界図書館オープンするよ。

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