僕は『与える人』になるなんて、まっぴら御免だ!
僕は、自分の知恵が誰かの役に立つなら、出し惜しみすることなく、無料でシェアしていく生き方をすることにしたんだ。
その生き方の中でね、これだけは嫌だな、ってことがある。
それは、『与える人』になってしまうこと。
『与える人』っていうと素晴らしい人のように感じるかもしれないけど、僕はまっぴら御免。
与えるの良いけど、与える人にはなりたくないんだよね。
僕はね、知恵を無料でシェアすることによって、『知恵を与える人』と『知恵をもらう人』という分離感が生まれることは嫌なんだよね。
こうした分離感ってさ、ヒエラルキーを生むし、相手を依存させて、フォロワーにしてしまうんだ。
僕は、無料で知恵をシェアすることは全然平気なんだけど、それによって分離が生まれ、僕に知恵を与えてもらうフォロワーを創りたくないのよ。
僕の知恵を頼ってくれて、信頼してくれて、役立ててくれるのは、本当にうれしいこと。
だけどね、フォロワーを創りたくないのよ。
フォロワーを従えて、お山の大将になりたくもないのよ。
僕はね、リーダーを増やしたいのよ。
新世界を創るためには、沢山のリーダーが必要であるし、リーダーと一緒に人生を歩みたい。
誰もフォロワーとして下につけたくない。
横に並んで肩を組んで一緒に新世界を創りたいのよ。
そのためには、僕が『与える人』になってしまってはいけないんだよね。
僕が『与える人』にならず、フォロワーを育てないようにするためには、どうしたらいいか?
っていうと、『われわれ意識』を持つことが重要だなって。
わたし、あなた、ではなく、われわれ。
わたしとあなたで分離するのではなく、われわれ。
「わたしは、全ての人が本当にやりたいことをやれる世界を創りたいんです。そのために知恵を無料でシェアしますから、あなた受け取ってください」
ではなく、
「わたしと一緒に、全ての人が本当にやりたいことをやれる世界を創りましょうよ。そのために、僕は知恵を無料でシェアしますから。あなたの本当にやりたいことに役立ててください」
われわれ意識が大事なのよね。
われわれ意識のポイントはどこにあるかっていうと、『一緒に』という点。
ぼくがやります、あなたがやります、ぼくが頑張ります、あなたが頑張ります、ではなく、一緒にやる、一緒に頑張る。
こうすることで、分離感はなくなるんだよね。
だからさ、僕が『与える人』にならず、フォロワーを創らないためには、『一緒に創る』ということがいいなって。
例えば、これからパン屋をやりたい人がいれば、
「良いですね、一緒に最高のパン屋を創りましょうよ!そのために、僕の知恵で役立てることがあったら、いくらでも協力しますよ!」
って感じ。
僕のしていることは、培った知恵を無料でシェアしていること。
だけどね、その知恵を相手は、単に知恵を受け取るフォロワーではなくて、最高のパン屋を創るリーダーなんだよね。
やっていることは一緒。
だけど、『一緒に』という『われわれ意識』を持つことで、その意味は全然変わってくるでしょ?
僕の知恵を受け取っても相手は絶対にフォロワーにならないし、関係性にヒエラルキーはなく、パートナーの関係。
実際に知恵を与えているとしても、単にそれは一時的な役割だってだけの話で、この時、僕は『与える人』じゃないんだ。
そして、相手も『もらう人』じゃない。
『一緒に未来を創る人』なんだよね。
僕が望むのは、『一緒に未来を創る人』。
色んな人とパートナーとなって、一緒に未来を創っていきたい。
これってさ、夢の数が増えるってことなんだよね。
わたし、あなたという分離があるとさ、わたしの夢、あなたの夢になるけど、分離感を取り除きわれわれ意識になると、われわれの夢になるからね。
ドンドンと夢の数が広がるわけよ。
そして、それが叶っていく。
毎月、毎週、毎日、毎時、毎分 われわれの夢が叶っていく。
こんなに面白いことはないよね。
単に、知恵をシェアだけだと、分離感が生まれやすくなるからね。
だから、シェアの仕方もいろいろと考えないとなって思う。
特に、オンラインでは一方通行になりがちだからね。
そこに分離感が生まれないようにしたい。
その辺は、いろいろとやってみて考えていこうと思うんだ。
いずれにしても忘れたくないのは、われわれ意識。
『一緒に未来を創る』という意識は、常に心掛けていきたい。
そうすると人生はもっと楽しくなるし、世界も楽しくなるはずだからね。