旅人、新世界をつくる

旅をしながら新世界をつくっている人の日常

全体が一つにまとまらなくて新世界をつくることが行き詰ってた

最近、新世界について発信してなかった。

1か月くらい前までは、やさしい世界だ、子どもが安全に学べる世界だ、図書館つくるぜ、ソフィアプロジェクト立ち上げるぜ、みたいなことを発信してたのだけど、ここ最近はさっぱりだ。

正直なところ、考えがまとまらない。

それぞれがパーツとしては考えがあるものの、全体が一つにならないんだ。

目的は分かっている。

やさしい世界を目指しているし、子どもが安全に学べる世界は、その側面の一つ。

問題は、図書館とソフィアプロジェクト。

それぞれを進めることは、やさしい世界に繋がるって感じている。

しかし、図書館とソフィアプロジェクトが別々のものなのか、それともイコールなのか、またはどちらかが一方を包括するのか、そういったことがまとまらないんだ。

 

キッカケは、図書館の中身を考えていた時のことだ。

どのような図書館にするか?

その図書館には何があって、何がないのか?

などのことを考えていたのだけど、ふとこんなことを思った。

そもそも、この図書館に来ると何がどうなるんだ?

 

僕の創りたい図書館は、『創る図書館』。

単に本を読んで、調べ物をしたり、読書を楽しむ従来の図書館ではない。

バンクーバーで観た図書館のように、ディスカッションがあり、ミーティングがあり、誰かと一緒に創る図書館だ。

blog.kurosakihideomi.com

暇つぶしに来るのではなく、何かを創りに来る。

そんな図書館を創りたい。

というわけで、図書館の中身を考えていったら、出てきたアイデアセミナールームとかレンタルオフィスのような既存のサービスのようなもの。

僕がつくりたいのは、そうじゃない。

機能としてセミナールームやレンタルオフィスの機能があっても構わないのだが、そうじゃないんだ。

学年と教師の存在しない学校のような機能が欲しい。

かといって、テストがあるわけでもない。

そこでは、知りたいことが学べる。

知りたい人に知っていることを教えることができる。

互いにディスカッションをして、理解を深めることができる。

そんな知恵の循環を世界中に起こしたい。

しかも無料で。

人の持つ知恵を世界人類の共有財産にしたい。

それが出来る場所が、僕の考える『創る図書館』。

そして、人の持つ知恵を世界人類の共有財産にし、無料で世界中の学びが得られるようにする計画がソフィアプロジェクトだ。

 

しかしだ。

学ぶにしても、就職とか学歴のための学びがメインにしたくない。

別にそれは否定しないし、排除するつもりもない。

だけど、『創る』が『就職する』『進学する』がメインになるとちょっとつまらないって思うんだ。

お金を創る、ってのがメインでもつまらない。

そうすると、

創る図書館は、いったい何を創るのか?

ってことになる。

そこに来る人は、いったい何を作るために『創る図書館』に来るのだろう?

 

就職のためでもない。

学歴のためでもない。

お金でもない。

だとしたら、何だ?

健康な体か?

友達か?

趣味か?

健全な心か?

と色々と考えた結果、一つの答えが降ってきた。

 

理想の人生を送りたいんじゃないか?

 

就職にしろ、学歴にしろ、お金にしろ、健康、友達、趣味、心にしろ、つまるところ、理想の人生が送りたいんじゃないか、そのために『創る図書館』に来るんじゃないかって思った。

就職したいのに就職ができない、進学したいのに進学できない、友達が欲しいのに友達ができない等、やりたいことがあるのにそれができない。

そうした人たちが理想の人生を歩めるように『創る図書館』を活用し、理想の人生を歩めるようになるんじゃないか?

そう感じたんだよね。

だからさ、『創る図書館』がどのような場所かっていうと、理想の現実を創る場所。

別の言い方をすると、本当にやりたいことができるようになる場所。

それが『創る図書館』だなって感じた。

 

本当にやりたいことをやる。

実際にやろうとすると難しいよね。

やっぱり、お金のことがちらつくしさ、時間に余裕が無かったりする。

だけどさ、お金や時間、他にも人脈とか知識とか関係なしに、本当にやりたいことができたら良いよね。

人生もっと楽しくなるよね。

幸せ感じちゃうよね。

感謝に溢れちゃうよね。

それが『創る図書館』で実現するとしたら、世界はもっと楽しくなるよね。

世界にはさ、学びたくても学べない子どもたちが沢山いるのよ。

その理由は、たいていはお金。

お金がないから、その日の食事もままならないから、仕事をしなければいけない。

学校どころじゃないのよ。

でもさ、そんな子どもたちでも、『創る図書館』で本当にやりたいことができるようになったら、どうだろう?

もしもだよ。

『創る図書館』で食事が出たとしたら?

お金で買おうとしていたものが手に入るとしたら?

『創る図書館』で本当にやりたいことをしたら、衣食住に困ることがないとしたら?

それは、子どもが安全に学べる世界に繋がるし、やさしい世界になっていくんじゃないかな。

僕は、そう思うんだ。

 

ということで、最近、考え込んで袋小路になっていたんだけど、書いているうちに少しまとまってきた。

子どもが安全に学べる世界とか、図書館とか、ソフィアプロジェクトとか、学びを無料にとか、ちょっと、言葉にとらわれすぎてたのかもしれない。

本当にやりたいことができるようになる場所、これを創ったら良いんじゃないかって。

ここを基点に考えたら、いろいろなことが繋がってくるんじゃないかなって思う。

うん。

本当にやりたいことができるようになる場所。

これからそれについて考えてみよう。