旅人、新世界をつくる

旅をしながら新世界をつくっている人の日常

やさしい世界を作るために毎日の生活で何かできることはあるの?

僕のブログを読んでいただいた方から、こんな嬉しいメッセージをいただいたよ。

 

やさしい世界を作るために、毎日の生活で何かできることはありますか?

 

僕の考えるやさしい世界に賛同していただき、一緒に作る仲間が増えて、本当にうれしい!!

この輪が広がっていくと、やさしい世界は夢物語ではなくなる。

また一歩近づいたと思うと、本当に嬉しいよ!!

 

でね、やさしい世界を作るために、毎日、何をしたらいいのか? ってことなんだけど、まず肝になるのは、

個人個人が精神的に自立をすること

だと僕は考えてる。

 

精神的自立って、自分で自分の心を満たすってことなのよね。

でも多くの人は、自分の心の隙間を自分以外の何かに満たしてもらおうとしていて、それがうまくいかないと相手を攻撃したり、それができない自分を卑下したり。

そもそも、自分で心を満たせないって思ってたりもするんだよね。

そんな状態が様々な争いやハラスメントなどを引き起こしているので、まずは自分で自分の心を満たすってことが重要だな、って僕は思うんだ。

 

じゃあ、どうしたら、自分で自分の心を満たせるのか? ってことなんだけど、簡単に言うと、「本当にやりたいこと」をやると自分の心を満たせるのよね。

で、勘違い注意なのが、「やりたいこと」と「本当にやりたいこと」は違うってこと。

何が違うっていうと、「やりたい」という気持ちの源泉。

この源泉って2つあって、1つは『恐怖』。もう1つは『愛』。
『やりたいこと』って恐怖が源泉の場合もあるし、愛が源泉の場合もあるのよね。

 

例えば、やりたいことが『勉強』だとしよう。

勉強がやりたいということは別に善悪はないんだけど、源泉が

「勉強すると人から認められる」

「物知りだと尊敬される」

だとすると、恐怖が根底にあるんだよね。

だから、勉強は恐怖から免れる行為で、自分のマイナスを埋め合わせる行為になるのよね。

さらに残念ながら、恐怖が源泉の行為をどんなにしても、恐怖を免れることがなく、心が満たされることがないのよ。

単に『やりたい』というだけでやってしまうと、源泉が恐怖の場合もあって、一時的には楽しいけど、心が満たされないなんてことになりかねないのよね。

 

一方、『本当にやりたいこと』っていうのは、無条件でやりたいこと。

どんなに人に嫌われても、お金を失っても、馬鹿にされても、婚期を逃しても、それでもやりたいこと。

それが『本当にやりたいこと』。

これは、恐怖ではなく、愛が源泉なんだよね。

だから、自分で自分の心を満たせるんだよ。

本当にやりたいことをやるってね、無条件の愛を自分に示すってことだし、自分自身への貢献でもあるんだよね。

そしてそれは、自分自身への『やさしさ』でもあるんだな。

こうして、自分自身にやさしくするから、人にもやさしくできて、その輪が広がるとやさしい世界になっていくんだ。

 

だからさ、本当にやりたいことをやっていけば良いんだけど、ここで1つ問題がある。

それは、

自分が本当にやりたいことが何かわからない

ってこと。

なので、まずやることは何かっていうと、自分が普段やっていることは恐怖からやっているのか、それとも、愛からやっているのか、を知るってこと。

たいていの場合、普段の行為は当たり前にやっているから、なぜ自分がその行為をしているかなんて知らず、無自覚でやっちゃっているわけ。

この無自覚の部分を自覚するっていうのが、一番最初にやることかなって思う。

 

これね、実際にやってみるとね、面白いことが分かるんだよね。

例えば、買い物をしたときに、それが恐怖を源泉にして購入したのか、愛を源泉に購入したのかを自分に問うてみる。

そうするとね、恐怖を免れるためにお金を使っていることがあるってのがわかるんだよね。

それがわかったら、そんなお金の使い方をやめることができるのよ。

心から使いたいことにお金が使えるのよ。

死に金ではなく生き金になるのよ。

そうするとさ、楽しいじゃん。嬉しいじゃん。

心が満たされるのよ。

 

やさしい世界を作るために、日々、何をしたらいいかっていうと、まずは自分の普段の行動の源泉をチェックすることから始めたら良いと思う。

源泉がわかったら、どうするかは選択の自由だからね。

そうして本当にやりたいことを見つけて、やっていったら、自分にやさしい生き方ができるし、やがて、やさしい世界になる。

僕は、そう思ってる。