旅人、新世界をつくる

旅をしながら新世界をつくっている人の日常

心とお金を天秤にかけない!本当にやりたいことがやれる世界をつくりたい!

僕がつくりたい新世界は、本当にやりたいことがやれる世界。

お金や時間を気にすることなく、やりたいことに没頭できる世界。

そんな世界をつくりたい。

 

心からやりたいことがあるのに、お金がないとか、時間がないとかでその一歩を踏み出すことがないまま一生を終える。

そんな悔いを残したまま人生を終わらせる人をゼロにしたいなぁ、って思う。

だってさ、やりたいことやった方が楽しいじゃん。

心が満たされるじゃん。

心に余裕ができるじゃん。

人にやさしくなれるじゃん。

動物にやさしくなれるじゃん。

自然にやさしくなれるじゃん。

やさしい世界になるじゃん。

 

本当にやりたいことをやるってさ、これって自分で自分の心を満たすことだと思うのよね。

自分の中にある欠乏感を自分以外の何かに満たしてもらおうとするとさ、そうならないときに怒りが湧いてくるんだよなぁ。

でもさ、自分の心を自分で満たせたら、自分以外に頼らなくていいんだよね。

自分で自分の心を満たせたら、他人の心も満たせるようになるんだよね。

本当にやりたいことをやるってさ、自分自身への貢献なのよ。

自分自身に無条件の愛を示すってことなのよ。

それを世界の全員ができたら、世界は愛で包まれると僕は思うんだよなぁ。

 

でもさ、本当にやりたいことをやるって、今の世界では難しいって感じるよね。

その原因は、ほとんどがお金。

お金がないと食べていけないし、食べていけないから働かないといけない。

本当にやりたいことをやるとお金がかかるし、仕事やめることにでもなったら、食べていけないし、生きていけない。

だから、本当にやりたいことをやるってのはどうしても後回しになっちゃう。

 

僕はそんなお金の呪縛みたいなのがあって、やりたいことを後回しにしてたんだけど、ある時こんなことを思ったのよ。

 

「俺、心とお金を天秤にかけた生き方してるな」

 

心からやりたいこととお金を天秤にかけて、お金が勝つ生き方をずっとしてるってことに気が付いたんだよね。

そもそも、お金がなければやりたいことはできない、みたいな思い込みが強くて、心とお金を天秤にかけるのが当たり前になってた。

天秤にかけていることすら気が付かなかったね。

だから、何をしても満たされない。

月収が増えても嬉しいのは一時的で長続きしない。

本当にやりたいことがやれず、心が満たされていないんだから、そりゃ当然だ。

お金は手元にあるのに、心が取り残されている。

そんな寂しさ、虚しさがあったなぁ。

だから、欠乏感でいっぱいだった。

心が満たされない怒りや、ずっとこれが続くのではないかという不安、恐怖。

僕がやれないことをやっている人への嫉妬。

そんな感情で毎日を生きていたから、心が休まることはない。

心に余裕なんてなかったね。

でも、僕はええかっこしいだから、強がって見せたりして。

はぁ、そんな生き方はもう疲れたのよ。

 

だからさ、心とお金を天秤にかけない生き方をしようって。

そう思って、自転車日本1周の旅に出かけた。

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これまで行きたいと思ってたけど、お金がないとか時間がないとかでずっと先延ばしにしてたところを一気に周ろうって。

 

で、実際にやってみたら、毎日が本当に楽しかったね。

自分の荷物は自転車に積める分しかない。

お金も数万円しかない。

だけど、すごい楽しく、心が満たされていった。

毎日が色んな人から応援を貰って、全く知らない人からご飯をごちそうしてもらったり、家に泊めてもらったり。

みんな打算も駆け引きもなく、善意で応援してくれるのよ。

「人ってこんなに優しいんだな」

ってことに気が付いて、感激と感謝で号泣しながら、ごちそうしてくれたご飯を食べたりとか。

心とお金を天秤にかけずに本当にやりたいことをやるってことが、どれだけ幸せかって気が付いたんだよね。

 

僕はさ、本当にやりたいことができる世界にしたいのよ。

世界中の人たちがお金と心を天秤にかけずに生きられる世界にしたいのよ。

打算も駆け引きもなく、善意で応援しあう世界にしたいのよ。

自分のやりたいことにみんなが応援してくれる。

しかも、善意で。

それを世界中の全員が当たり前にできている。

その世界は、愛に包まれた、やさしさしかない世界だな、って僕は思うんだ。

そんな新世界をつくっていきたい。

そして、みんなで一緒につくっていきたい。

僕は、そう思ってる。