学びにヒエラルキーは不要!誰でも無料で最高の学びを得られる新世界をつくりたい
僕がつくりたい新世界は『やさしい世界』なんだけど、まずどこから取り組むかっていうと、僕は『学び』っていうところから取り組みたい。
僕は、子どもの学ぶ権利と機会が守られた『子どもが安全に学べる世界』を子孫に残したいし、これが『やさしい世界』に繋がると思っているんだよね。
僕はね、「学び」には色々な分離があるなって感じてて、例えば、
お金を払ったから高い教育を受けられるとか
お金がないから学校にすらいけないとか
健常者と障害者で学校を分けられるとか
通う学校によって教育内容が違うとか
まぁ、他にもいろんな分離があるんだけど、こうした分離が教育格差みたいなのを産んでるなって思うのよ。
未来をつくっていく子どもたちが、お金がないばかりに教育が受けられないとか、そんな世界は子どもが安全に学べる世界ではないし、やさしい世界ではないなって思うのよ。
僕はね、一人ひとりの知恵を個人で独占すると格差が広がると思っているんだ。
自分が幸せになった知恵、成功した秘訣みたいなのを個人で独占所有するのではなく、人類の共有財産にしたらいいなって思うんだよね。
僕はね、10年以上セミナー業界にいて、こうした個人の知恵、秘訣みたいなものに価格をつけて販売していたし、そういう人たちのコンサルティングをしていた。
それで1つのビジネスになってお金は入ってきたし、とても勉強になったし、喜んでくれる人もいたから、それはそれで良かった。
でもね、ある時、僕は思ったんだ。
「知恵に価格をつけると格差が生まれる」
ってね。
お金がなくて十分な教育を得られない子どもがいる。
これを僕自身のビジネスに当てはめてみると、お金を払わないと幸せになる知恵は得られない、ってことになるって感じたのよね。
幸せになる知恵は幸せになるためにあるのに、お金があるから得られる、お金がないから得られない、っていうのは、なんかオカシイよな、って思ったんだ。
それまで自分がやっていることは、子どもの教育格差を生んでいることと何ら変わりなかったってことに気づいたんだよね。
だから僕は、セミナーやコンサルで提供する知恵に関しては、ブログとかで無料で発信することにしたんだ。
「いい情報を提供するから、メアドをください」
っていう、知恵とメアドのトレードもやめたんだ。
ここ数年、インターネットの普及とフリーミアムで、有益な情報は無料で手に入ってくる。
海外の有益な知恵も自動翻訳で即座に日本語に変換される。
これは、知恵のシェアがドンドンとされているということのように感じるんだな。
裏を返せば、独占所有してお金とトレードしようとしても、ネットで仕入れられるからね。
それだけでお金にしていくことが難しくなるのは目に見えているね。
だからさ、もう潔く自分の知恵は無償でどんどんと公開しちゃえばいいと思う。
それをさ、学校教育にも広げたいって思うんだ。
それも世界中に。
僕はね、「学び」のヒエラルキーを無くしたいのよ。
「学び」に境目を無くしたいのよ。
人間の個々の知恵を全人類の共有財産にしたい。
誰でも無料で幸せになる知恵を学べるようにしたい。
誰でも
いつでも
どこでも
無料で
世界中から知恵を学べる
そんな世界をつくりたい。
それは、子どもが安全に学べる世界だし、やさしい世界。
そうなるんじゃないかって、思うんだ。