旅人、新世界をつくる

旅をしながら新世界をつくっている人の日常

本当にやりたいことがやれる世界を妄想してみた

本当にやりたいことがやれる世界って、具体的にどんな世界なのかって考えてみると、色々と面白いことになるなって感じたので、ちょっと書いてみようと思う。

 

これから書くのは、あくまで僕の妄想ね。

 

本当にやりたいことがやれる世界ってね、お金と心を天秤にかけなくて生きられる世界なのよ。

その前提には、お金の不安がないってことなんだけど、もっと言うとベーシックインカムのように最低限の生活が保障されている世界ともいえる。

こうなるとさ、お金のために働くなんてことが無くなるのよ。

お金のために人生を切り売りすることなんてのも無くなる。

食べられないなんてことが無いし、住むところがないなんてことは無い。

まずは、衣食住のセーフティが保たれた上で、さらにやりたいことができる世界。

 

お金のために、生活のために働くなんてことがないから、仕事をする必要もなくて、生活の保障を会社に求める必要もない。

だから、就職活動っていうのがなくなる。

もっというと今の会社組織というものがなくなって、様々なプロジェクトに関わりたいカタチで関わる、プロジェクト組織になっていく。

ヒエラルキーがなく、コントロールもない。

みんなが同じチームメンバーとして1つのプロジェクトに関わるから、その関係性は平等であり敬意と感謝があるね。

会社の命令でやりたくないことをやる必要は無いし、行きたくない場所に転勤する必要もない。

やりたいことがやれるし、住みたい場所に住める。

 

本当にやりたいことをやれるから、好きなことに没頭でき、思考がクリエイティブになるなぁ。

あれを作ってみよう、という生産者としてのクリエイティビティだけでなく、あんな使い方をしてみよう、という消費者としてのクリエイティビティも発揮される。

互いのクリエイティビティが調和し、さらに面白いプロジェクトが立ち上がる。

全員が好きなことのプロフェッショナルになり、様々なプロジェクトで活躍できる。

 

で、何もしないってのも誰かの役に立つ。

何もしないっていう行動の様々なデータを誰かに提供し、それを誰かが商品にしたり、研究材料にしたり。

だから、社会の役に立たない人はいない。

ニートもいない。

何をしても何もしなくても、誰かの役に立つ世界。

お金を稼がなくて馬鹿にされることもない。

自己否定も自己卑下もない世界だ。

 

本当にやりたいことがやれる世界は、心から望むことを自由にやれるから、心が満たされていくね。

自分で自分の心を満たすことができる、精神的自立ができる状態ね。

だから、自分以外のなにかに依存することもない。

自分の価値を自分で認めることができるし、自分で自分を愛することができるから、自分には価値が無いとか、自分は愛されていないといった恐怖がない。

欠乏感はなく、常に心が満たされている。

心に余裕があるから、誰かにやさしさを示すことができる。

一人占めをすることもなく、奪うこともなく、互いにシェアし合える世界。

 

本当にやりたいことをやっていると、自分の作ったものを無料で使ってもらいたくなる。

だから、どんどんとシェアが起きる。

自分が作った野菜を、自分が作った米を、自分が作った皿を、自分が作ったカレーをシェアしたくなる。

だから、どんどんとシェアする。

そんなシェアが世界中に広がると、お金がいらなくなってくる。

お金がなくても欲しいものがシェアされる。

だから、お金を無くしちゃおうみたいなことになる。

 

で、お金が無くなると、これまでお金が原因になって引き起こしていた世界中の問題がなくなる。

お金のために誰かを殺したり、人を貶めるなんてこともない。

お金のために自然を壊すなんてことも無くなる。

お金がないから、銀行がなくなりFXとか株式投資みたいなことも無くなる。

税金もない。

お金が無くなると、打算や駆け引きの政治みたいなのも無くなるね。

海外からも色々なものがシェアされる。

関税もないから国境がなくなり、やがて国を分ける必要もなくなってくる。

誰でも世界中を好きなだけ旅ができるようになる。

 

飛行機を操縦したい人は飛行機を操縦し、船を操舵したい人は船を、車を運転したい人は車を運転し、その人たちに色んな所に連れて行って貰える。

ワイン作りが好きな人に、ワインを飲ませてもらい、ソーセージ作りが好きな人にソーセージをご馳走してもらうこともできる。

自慢のホテルに泊めてもらうことも、テントで寝ることもできる。

好きな場所で好きなように生きることができる。

そんな世界。

 

と、そんな世界になるんじゃないかな、って妄想した^^

 

あくまで僕の妄想なんだけどね、実際にこうなったら面白いよな。

そして、妄想で見えたってことは、僕の心の奥深くでその世界に住むことを望んでるんだろうな、って思うんだよ。

だから、この妄想は現実にしたいなって。

僕は、そう思うんだ。