旅人、新世界をつくる

旅をしながら新世界をつくっている人の日常

コンサルタントから旅人にジョブチェンジしたら人生が流れ始めた

「旅を軸にして生きる!」

って決めてから、自己紹介で何をやっている人か聞かれたら、

「旅人です」

って答えてる。

でもね、実のところ、

 

旅ってそんなにしていない^^

 

1か月に僕が旅をする日数って、5~10日。

一般の人に比べたらしている方だとは思う。

でも、1年365日、色んな所に旅をしている人に比べたら、全然少ないし、友人に日本全国飛び回ってセミナーをやっているコンサルタントとかいるけど、彼よりも少ない。

でも、僕は『旅人』って名乗っちゃってる。

っていうのも、『旅人』の定義ってものがそもそもないから、自分なりの定義で良いやって思うんだよね。

 

僕は旅が好きなんだけど、365日旅をしていたいとは思ってない。

旅と同じくらいセミナーやコンサルティングが好きなのよ。

そして、他のことも色々と体験したい。

そうすると、自分の中のベストな1か月の旅の日数は、大体10日くらい。

月の3分の1、旅をしているのが、自分の生き方には心地いいんだよね。

ここで他人と比べて、

「あ~、俺って旅の日数少ないよな……もっと旅の日数を増やさなきゃ……」

みたいなことになると、自分の心地よい生き方からズレてきて苦しくなるんだな。

好きな旅にプレッシャーを感じてくると、旅が楽しくない。

自分の心地よい生き方を自分は知っているのに、それを人と比べてそこに合わせようとすると、心地よさを感じなくなってくるのは当たり前だよね。

だから僕は、他人の定義ではなく、自分なりの『旅人』として生きることにしたのよ。

 

でね、僕は旅と同じくらいセミナーが好きなのよ。

セミナーで話すのも企画するのも運営するのも好きなのよ。

これらの活動もね、月の3分の1はやりたいんだよね。

だからさ、旅人を名乗る前は、セミナー講師、セミナープロデューサー、起業コンサルタントなどを名乗ってた。

そうすることでお仕事を頂くことができたのだけど、自分の生き方としては何かしっくりこなかったんだよね。

微妙な違和感っていうのかな。

それを名乗った瞬間に胸がゾワッとするような、そんな違和感があったんだな。

これが何かな何かな? って自分と向き合い、その違和感の正体を見極めていったところ、

 

俺、セミナーよりも旅が好きなんだ!!

 

ってことに気が付いた。

これまで旅とセミナーは同じくらい好きだって感じてた。

確かに同じくらい好き。

しかし、同じ「くらい」ではなくて、同等に好きか? ってことを見つめたのね。

そうしたら、ほんの僅差で旅が好きなんだってわかったのよ。

そうしたら、違和感がすっかりなくなった。

旅を軸にして生きて良いんだ、っていう許可が得られた気がしたし、そうして生きることにした。

そうしたら、旅もセミナーも両方ともいい流れができてきたんだよね。

 

セミナーを人生の軸にしていた時は、旅はあまりできなかった。

やりたいけどできない状態だった。

でも、違和感を解消し、『旅人』を名乗りはじめたら、セミナーも旅も出来るようになってきたのよ。

自分で定義した旅ができるようになってきたんだよね。

なんかね、自分の生き方に一本軸が通った感じかな。

 

本とかセミナーでよく言われることなんだけどさ、自分の本当の生き方って、やっぱり自分の内側にあるんだなって思う。

もちろん参考になることも多いから参考にしたらいいけど、あくまでも参考材料で、違和感を感じたら、自分でひも解いて、その違和感を取り除いていく。

誰かの定義ではなく自分の定義で生きていく。

内側と向き合うのって疲れるから、外側に答えを求めることをついついしちゃうんだけど、結局はしっくりこなくて、うまくいかなかったなぁ。

大変なんだけど、それが出来ると、世界が流れ出す。

そんな実感が僕にはあるんだ。

 

ということで、旅人として生きてくよ。
とぉぉぉ!!

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