成長にモチベーションは不要!楽しく生きていれば勝手に成長してる
昨年の僕の目標の1つに、
マッチやライターを使わずに火をつけられるようになる
ってのがあった。
それまでキャンプに行った時には、ライターやマッチで火をつけてたんだけど、たまたまテレビで芸人さんがナイフで火をおこすのを見て、
「あっ、これ出来るようになりたい!」
って思ったのよね。
で、早速、ナイフを購入。
それから何度か練習を繰り返し、実際にライターやマッチを使わずに火をおこし、焚き火ができるようになった。
このプロセスで改めて気づいたのは、本当に好きなことやっていると、やりたいこと、マスターしたいことがドンドンと出てくるな、って。
色んなことにチャレンジをしたくなるし、気づいたら行動に移しちゃってたりする。
好奇心に溢れるし、向上心も湧いてくる。
集中力もすごいね。
ナイフを買おうと思ったとき、ナイフについてインターネットでリサーチしてたんだけど、気が付いたら3時間くらいたってた。
意識がゾーンに入って、空間と時間の感覚がない感じなのよね。
本当に好きなことをやっていると、自分がどんどんと成長していくのよね。
でもさ、成長しよう! なんて気持ちはこれっぽっちもない。
楽しそうだからやる。
面白そうだからやる。
やりたいことをただやっている。
それだけ。
振り返ったら、成長していたなぁ、って分かるだけ。
成長の意識なんて頭の片隅にもないし、成長しなきゃ、成長すべき、みたいなことは当然ないんだよね。
モチベーションがどうこうみたいなことは、一切考える必要がないんだ。
そもそもモチベーションってさ、やりたくないことをやるときに必要なんだよね。
やりたいことをやるときにはさ、モチベーションなんて必要ないのよ。
例えばさ、ゲーム大好きな子どもがゲームをする時にモチベーションって要らないよね。
ゴルフ大好きのお父さんとか、普段はだらしないのにゴルフの準備だけはガッチリやって、当日の朝は目覚ましよりも早く起きたりする。
そのお父さんにゴルフの準備をするモチベーションは不要だし、もう勝手に体が動いちゃってるのよ。
本当にやりたいことをやっている時ってさ、モチベーションは不要で、インスピレーションが湯水のように湧いてくるんだよね。
そして、それを実行したくてたまらなくなる。
で、実行しちゃう。
で、気づいたらとてつもなく成長してる、ってわけ。
端からみたら、すごい努力をしてるように見えるんだけど、当の本人はそんなこと、これっぽっちも感じてない。
ただ、やりたいことを好きでやっているだけだからさ。
努力は努力として感じず、苦労は苦労として感じなかったりするのよね。
今、僕は西野さんの講演会の運営アドバイザーをしていて、セミナーやイベントの運営のコンサルティングをしている。
でね、クライアントさんとかには、相当な努力をして、それが出来るようになったと思われてたりするんだけど、実はそんなことない。
セミナーを作ることが楽しいから、やっていただけなんだよね。
確かにね、なかなかお金を稼ぐことができない時には、もうやめようかな、って思ったこともある。
でもね、やっぱりやめれなかった。
だって、楽しいから。
お金がないのは苦しいけど、セミナーづくりをするのは楽しいのよ。
セミナーを作ることが楽しいから、インスピレーションがどんどんと降りてくる。
そのうち、他人のセミナーに関してもインスピレーションが降りてくるようになって、色々なアイデアを提案できるようになった。
そうしたら、それが評価されて、お金が頂けるようになっていったんだよね。
これがさ、セミナーを作ることが単にお金を稼ぐ手段だったら、とっくにやめていただろうね。
セミナーを作る意味を考えて、モチベーションを高めて、行動する。
でも、本当にやりたいことじゃないから、多分、どこかで疲れて、やめちゃってただろうな。
父親の会社を手伝っている時なんかは、まさにそうだったね。
父親の仕事を手伝う理由をあれこれ考えて、行動を正当化しようとしてた。
一時的にモチベーションが上がったけど、長続きはしなくてね。
だからといって、やりたいことも見つからず、心の隙間を埋めるように毎晩、飲み歩いてたなぁ。
これまでの人生を振り返っても、周りの人を見ても、やりたいことをやってみるってスタンスは人生が楽しくなるね。
やりたいことをやっているとインスピレーションが降りてきて、どんどん行動したくなる。
気づいたら成長していて、誰かの役に立てるレベルになってたりする。
最初はね、ナイフで火をつける、でも何でもいいと思う。
やりたいと思ったことはやってみる。
あとは流れに身を委ねてみる。
そうしていったら、面白い未来に繋がっていく感覚があるんだよね。
モチベーションが必要だと思ったら、いっそのことやめちゃう。
そんな感じでいいんじゃないかな、って思うんだ。