堂々と開き直って好き勝手に生きちゃって良いんだぜ!
「どうしたら、黒崎さんみたいに好き勝手に生きられるんですか?」
昨日、友人からそんな質問があった。
うん、おかげさまで好き勝手に生きているよ。
でもね、最初のうちって好き勝手に生きることって怖いよなぁ、って感じる。
だってさ、好き勝手に生きるってさ、わがままな生き方に見えたりするじゃんか?
それによって、誰かに批判されるのが怖かったりするよね。
そして、誰かに迷惑かけたり、誰の役にも立たないんじゃないか? って不安になったりもする。
そうした不安や恐怖が、自分の人生を好き勝手に生きられなくするな、って思うのよ。
僕の所には、こうした不安を抱えて、本当にやりたいことをする一歩が踏み出せない人が相談に来るんだけど、僕も同じようにそんな不安や恐怖を抱えていたんだよね。
でもね、自転車で日本一周した時から、そのあたりはクリアできてきたかなって感じがするんだな。
何か新しいことをする時、否定、拒否、拒絶をする人って必ず出てくるんだよね。
自分がやろうとしていることに対して、あれこれと言ってくるのよ。
ほんと、あれこれ言ってくる。
僕が自転車で日本一周するときもさ、
「いい歳して何やってるの?」
「そんなことして何になんの?」
みたいなことを言ってきた人たちがいたのよ。
こうして、僕がやろうとしていること、やっていることを否定してくるんだよね。
まぁ、何かをしようとしたら、何かを言われるわけよ。
でね、面白いことに、何もしなかったら何もしなかったで何か言われるのよ。
「夢とかないの?」
「その生き方で楽しいの?」
とか言われちゃうんだよね。
結局の所ね、何かをしようとしたら否定する人が出てくるし、何もしなくても否定する人が出てくるってわけ。
どっちにしても否定する人が出てくるんだったら、やりたいことやって否定されたほうが人生楽しくないか?
そんな結論に僕は達したのよね。
そんな感じで、否定の不安を解消していった感じかな。
自転車で日本一周するってさ、完全に僕のエゴ。
僕が楽しみたいから、やっているだけ。
誰かの役に立とうなんて、気持ちは微塵もない。
大義名分もない。
ただただ、やりたいからやっているだけ。
だけどね、色々な人から感謝のメッセージが届いた。
「勇気をもらってます」
「わたしも何か始めたいと思いました」
「自転車買っちゃいました」
そんなメッセージをいただいたし、旅先でも、
「旅の話し聞かせてよ」
って声をかけられて、一緒に飲みに行ったこともある。
これはどういうことかというと、自分のためだけにやっても、必ず誰かの役に立っているということ。
それは本人は分からないかもしれない。
だけどね、自分がやっていることに影響を受ける人が必ずいて、必ず何らかの役に立っているんだよね。
だからさ、どんなに好き勝手に生きたとしても、誰かの役には立ってるので、
「誰かの役に立ってるのかな?」
「社会のためになってるのかな?」
みたいなことは考えなくてもいいし、ましてや罪悪感も感じることは無いんだ。
日本一周をして、そんなことを実感したんだ。
好き勝手に生きる。
これって魅力的ではあるけど、先に書いたような不安があったりするから、その一歩を踏み出せなかったりするよな、って思う。
僕も不安はだいぶ解消されたとはいえ、何か新しいことをする時はやっぱりちょっと怖い。
このブログでもさ、やさしい世界をつくる、ソフィアプロジェクト立ち上げる、みたいなことを発信してるけど、記事を書いて公開ボタンを押すときは躊躇するのよね。
そんなときに僕がどうやってその一歩を踏み出すかというと、もうね、開き直っちゃう。
『はいはい、僕はこんなことを考えてるよ。こんなことをするよ。なんか文句ある? あったら、いつでもどうぞ~』
みたいな感じで開き直っちゃってるのよね。
もうね、不安を意識したらキリがないのよ。
だからね、開き直るしかできることがないって感じが僕はするのよね。
だけどさ、開き直って堂々としてると、当初感じていた不安なんかは幻想だったなって分かる。
それにね、開き直りって、自分の選択に責任をとる姿勢をつくるような感じもするのよね。
『はいはい、全ての責任は僕が取りますよ』
っていう意識になっている気がするのよね。
恐らくだけど、そうした自分の選択、自分の生き方に対する態度みたいなものが知らず知らずに相手に伝わるんじゃないかな、って感じがするのよね。
開き直ると色々なことがうまくいく実感があるんだけど、多分、そうした意識みたいなものが影響しているのかもしれないね。
好き勝手に生きる。
まぁ意見は色々とあると思う。
だけど、自分の人生なんだから、自分の好きなように生きたら良いんじゃないかな。
自由に生きる権利は誰にでもあるからね。
あとは、個人の選択の問題。
堂々と開き直って好き勝手に生きちゃって良いんだぜ!
改めて僕はそう思ったね。