旅人、新世界をつくる

旅をしながら新世界をつくっている人の日常

「できることなら読書をしたくない」そんな友人の願いが叶う図書館を創りたい

「本当は、本を読みたくないんだよね。できることなら読みたくない」

先日、僕の友人がそんなことを口にした。

驚きだ。

だって彼の家には、天井まである本棚が壁一面あり、部屋の2面を覆ってる。

誰がどう見ても、本が好きなようにしか感じない。

しかし、彼から出た言葉は、

「代わりに他の人に読んで貰って、教えてもらいたい」

ってこと。

必要性があってしょうがないから読むだけで、好き好んで読むわけでいるわけではないようだ。

 

実はこれ、僕が新世界図書館でやろうと思っていたことなんだよね。

まだ読んでいない本の中身を既に読了した人に教えてもらう。

その本について研究している人から、その本について学ぶことができる。

で、教えてもらった人は、基礎知識を前提に読むこともできるし、もしそこで知りたいことが学べたのであれば、別の本に移っても良い。

教えた人も教えることで自分の理解不足や新しい解釈に気づくので、より理解が進む。

そんな図書館にしたいんだよね。

友達曰く、宗教みたいな概念的なことは特に詳しい人に教えてもらいたい、とのこと。

うん、初めにそれを教えてもらったらさ、本読むことが楽しくなるかもしれないし、より理解が進むよね。

 

でね、本の概要を教えるだけだとさ、Youtubeやブログで良かったりするのだけど、それだとちょっと物足りないのよね。

というのもさ、質問ができないんだよね。

単に本の概要を教えてもらうというだけでなく、わからないことをその場で質問できるっていうのがやりたい。

すでに記録されたものを配信する一方向のコミュニケーションではなく、その場で何かが作りあげられていく、ライブによる相互コミュニケーション。

やっぱりライブがいいなって思う。

音楽でもそうだけどさ、CDを聞くのも良いけど、やっぱり楽しいのはライブ。

その場には相互のコミュニケーションがあって、何が生まれるか分からない。

想像をはるかに超えた感動になったりするんだよね。

だからさ、新世界図書館もライブで知りたいことが知れる、教わりたいことを教えてもらえる、って機能をメインにしたい。

 

しかもさ、新世界図書館のネットワークが全世界に繋がっていて、世界中の人から興味のある本について教えてもらえることができる。

しかも、ライブで!

例えばさ、今、僕は『目覚め』について研究している。

で、『神との対話』についての理解を深めたいと思ったときに、すでに研究しているアメリカの女性から教えてもらうことだってできるのよ。

ライブで!
実際にはオンラインライブになるけど、コミュニケーションはとれるし、質問もできる。

互いの理解を深めることができる。

言語の問題はあるけど、多分、AIでなんとかなる。

国境も言葉も超えて、互いが教師であり生徒であり、互いに応援しあうパートナーになれるんだ。

自分が本当にやりたいことをやるために、世界中から応援をもらうことができるんだ。

そして、世界中の人の夢を応援することもできるんだ。

はじめは、1冊の本への興味からかもしれない。

その本を詳しく知りたい、って想いからかもしれない。

でもその先には、可能性が溢れた輝かしい未来がある。

そのように僕は感じるんだよね。

 

知りたいことが知れる。

教えてもらいたいことが教えてもらえる。

善意の応援が集まる。

そんな図書館にしたいとおもう。

「この本について教えてもらいたい」

そんな友人の願いを叶えたい。