互いの喜びを引き出すために月の裏側まで旅をすることにした
最近、改めて『旅』について考えている。
僕は、2年ほど前に旅を軸にして生きることを決め、その時に自分はどのような旅をするのかというのを考えたんだけど、当時の意識とはだいぶ変わってきたので、改めて考えてみようと思ったんだよね。
で、今回、自分の生き方として『旅』を軸にするのか? ということももう一度考えてみたんだ。
この2年間、旅を軸にして生きてきて、実際に旅ができるようになってきた。
僕の収入が劇的に増えて、旅ができるようになったとか、そういったことではないんだよね。
むしろ逆でさ、実は僕の収入は下がっている。
しかし、旅をする機会は格段に増えたんだ。
お金が無くても僕が旅を出来るように、現実がどんどん変わっていったよね。
生き方の軸を変えることによる現実の変わりように驚いたけど、自分の人生を生きているという実感もあって、本当にたのしい2年間だった。
この生き方をこのまま継続していくのかどうか? を改めて考えてみたんだ。
結論から言うと、僕はこれから先も旅を軸に生きていくことにしたよ。
旅をしているとき、旅の事を考えている時がやっぱり一番楽しいんだよね。
生き方の軸は、やっぱり旅なんだということを改めて実感したんだ。
で、その旅はどういうものかってことも改めて考えてみたんだ。
基本的に僕は、観光だけの旅って面白くないんだよね。
旅先の食事やアクティビティ、歴史や文化を知る。
そんな旅もモチロン好きだし、率先してそこは楽しみたい。
でもね、それでは物足りないのよ。
僕がやりたい旅ってのはさ、旅先に巻き起こっている問題を解決し、次の旅先に向かう。
あたかもドラクエのように、一つ一つ旅先の問題を解決していったら、最後には世界が平和になったみたいな旅がしたいんだよね。
この思いは2年前からあったんだけど、最近は、それに若干の違和感を感じてきたんだ。
方向性としては、2年前と変わらない。
旅先でセミナーやコンサルティングなどをして、旅先で出会った人たちの問題解決のお手伝いをしたいと思ってる。
だけど、なんていうかなぁ、表現がこれじゃない感じなのよね。
これが何なのかなぁ、って考えてたんだけど、ある時ふと思ったんだ。
「問題解決は僕がしなくても良いんじゃね?」
なんかさ、2年前の意識だとさ、僕が勇者気取りで各地の問題を解決していくみたいな感じになっちゃってたなって感じたのよ。
そんなに意識してなかったんだけど、ドラクエの意識でいたからさ、問題を解決する勇者と問題を解決してもらう村人みたいな分離感を生んじゃってた気がするんだよね。
解決する人と解決してもらう人。
救う人と救われる人。
守る人と守られる人。
僕はね、そんな分離は要らないんだよね。
旅先で何らかの問題があったとして、これは僕が解決するのではなく、一緒に解決したいって思うんだ。
誰かの問題に対して、みんなでリソースを持ち寄って、一緒に解決する。
そんな旅を僕はしたいんだよね。
でね、こうした事を踏まえて、改めて自分の生き方について考えてみたんだけど、僕のこれからの生き方は、
世界を旅しながら一緒に喜びを引き出す生き方
なのかなって思うんだよね。
旅をしたら僕も旅先の色々なものに喜びを引き出してもらえるし、もしも僕に何かできることがあれば、他者や土地、コミュニティ、伝統や文化などの喜びを引き出すサポートをしたい。
これまで培ってきた、コーチングやコンサルティング、その他もろもろの知識や経験、人脈など、全てのリソースをもって、喜びを引き出すサポートをする。
それによって、僕の喜びもさらに引き出されるからね。
なんか、そんな生き方なのかなって感じるんだ。
でね、さらに言うと、こうした事にトレードを持ち込ませたくないなって思うんだ。
「手伝ったんだから、お金ください」
そんなことはしたくない。
ここは、善意の応援にしたいんだよね。
喜びを引き出すのにお金がかかる。
この考えはちょっと僕の目指すところではないんだよね。
『神との友情』って本に書いてあったけど、喜びってさ生命の表現であり、生命エネルギーの自由な流れらしい。
もしそうだとするのであれば、喜びを引き出すってのは、生命エネルギーを自由に流れさせることだなって思うんだよね。
そして、そこにお金を絡ませると、生命エネルギーはうまく流れないなぁ、って感じるのよ。
だからさ、僕は喜びを引き出すという行為とお金はトレードしない。
愛が根底にある善意の応援でやりたい。
これをね、世界中でやりたい。
だからさ、話があれば、世界中に飛ぶことにした。
地球の裏側、地の果てはもちろん、月の裏側にも行くことにしたよ。
互いの喜びを引き出しに月の裏側まで旅をする。
これほどエキサイティングで面白い生き方はないよね。
ということでこれからは、
世界を旅しながら一緒に喜びを引き出す生き方
をしていくことにしたよ。
さてこれからどうなっていくのか楽しみだ。
願わくば、世界中で色んな人と焚き火を囲みたい。